血行動態に対する誠治療の検討（1）コロトコフ音図（KSG）の変化

摘要

【目的】我々は鍼治療による血行動態の変化を客観的に検討する目的で、脈波·コロトコフ書記録計PS－501（両側同時測定·パラマテック社製）を使用し検討したところ、コロトコフ音図（以下KSGと略す）の面積比の変化に興味ある結果が得られたので報告する。 痉椒ā?007年5月から2007年11月までの間、毎月第4土曜日を研究日として実験を行った。 健康成人26名（平均年齢33．3歳、男性23名：女性3名）に対し鍼治療（黒野式全身調整基本穴）を行い、鍼治療前後で脈準，コロトコフ書記録計を使用し左右同時に血圧を測定した。 各測定データ項目（最高血圧，最低血圧，脈圧，TP－KS，TPR．I，KSGの面積比，脈拍数，PRP，S．V．I，BMR，C．O．I，C．I,BSA，KSG）のうちKSG面積比（KSG面積＝循環量）に着目し、鍼治療前後での面積比の変化について換討した。