石油と電気でどう違う、節電意識価格上昇に不思議に強い電力ガソリン減販でも、落ちない電気の需要

摘要

昨年もガソリン価格は大きく動いた。一時、原油コストの高騰と円安の二重の影響などで価格が上昇し、リツトル百六十一円を超え、消費者の節約意識から需要減少が心配され中、十月末から十一月にかけて、週単位のガソリン販売量が百 万キロけッを割り込む。八十万キロリツトルをも割り込む週もあり、危機的状況となったが、一方、震災後の原発停止下で火力発電の炊き増しなどによって、家計の光熱費負担を大幅に上昇させている電気の需要は落ちていないという。電気料金の値上げに関するレポートから、電力への消費者の意識を探ってみた。