京葉天然ガス協議会環境委員会部会活動の紹介

摘要

千葉県九十九里地域の水溶性天然ガスを採取する4社は，地盤沈下問題に対処するた め，昭和41年に4社委員会を設置した。その後，7社協議会を経て昭和46年に業界8社 で構成する八社委員会が発足した。その委員会の中で，昭和47年に，共同庄入試験計画 作成のために，「庄入専門委員会」が設置された。その体制で共同庄入試験を実施してき たが，昭和61年に同委員会は京葉天然ガス協議会の傘下となった。また，平成8年～12 年にかけて，旧石油公団と水溶性天然ガスの適正採取技術に関する共同研究を行い，その 中で現業界が地盤沈下評価に利用している流体流動·地盤沈下シミュレータJARAS／3Dが開発された。