労働安全衛生マネジメントシステムよもやま話/その13--鉱山におけるリスクマネジメント（①、リスクマネジメント研修テキスト作成）

摘要

TSHM社では、企業基盤は人であるという考えから、人の命を天切にする企業の支援を展開している。 即ち、全ての人が安全で健康に働くことのできる職場があってこそ、高い品質、生産性そして安いコストを生み出すことができる企業体質になるからである。 従来からトヨタ生産方式を学ぶと、ダラリの原則（ムダ、ムラ、ムリ）という言葉が出てくるが、まさしくこれが生産と安全が常に一体であることを現わしている。 このため、TSHM社では"安全はマネジメントそのものである"という信念のもとに、世の中に安全·健康の大切さを訴えており、企業診断-安全衛生マネジメント構築支援（教育·研修）-を実施し、成果の出た事業場に対して、中央労働災害防止協会と連携し、平成17年12月末現在、17事業場について"JISHA方式適格OSHMS認定"をしてきた。 又、TSHM社ではOSHMSが規模·業種にこだわらず、総ての事業場についても必要と判断し、製造業の他、物流（陸運）、工事施行会社、そして請負業にも展開している。