カワタ，最先端技術の高機能フィルム分野に着実な成果製造装置も新開発－IPF2008で記者発表会開く－

摘要

カワタは，IPF 2008の初日11月7日に会場で記者会見を行い，最先端技術を発表した。 同社は，高機能フィルム業界への「プラスチック押出成形機（ブロー成形機）用機器＆システム」の販売がここ数年，高い伸びで推移していることから，さらなる技術·営業を強化するため，高機能フィルムチームを編成した。 これは「プラスチック射出成形機用機器＆システム」部門の人員4名を横断的，柔軟に配置して，収益性の高い戦略事業を育成し利益率を高めるのが狙い。 カワタの事業セグメントは，プラスチック製品製造機器事業（売上構成比95％）と新規事業（同5％）の2つの事業を展開しており，連結売上高は156億円（2008年3月期）で過去最高を記録した。 主力のプラスチック製品製造機器事業のうち「射出成形機用機器＆システム」が70％，「押出成形機（ブロー成形機）用機器＆システム」が約30％を占めている。