大量商品パレットをシャトル台車で効率保管,入出庫作業を60%改善

摘要

食品卸売業界でトップグループを走り続ける日本アクセスは，第6次中期経営計画（2016-2017）で「変革の実践と生産性の向上」による「REBORN（再生）」を掲げ，邁進中だ。その先に目指すビジョンは，業界トップの「機能」「付加価値」を実現し，なくてはならない「最強のパートナー卸」企業となること。「卸」「ロジスティクス」「製造·加工」の3つの事業の柱で付加価値を創出していく方針だ。その同社が昨年，川崎3PLセンターに岡村製作所のパレットストレージシステム“CYBISTOR（サイビスター）”を新導入。成功を受け，この秋には中四国エリアの3PLセンターにも導入を決定している。既存の物流現場の問題点を解決し，見事に「生産性向上」を実現した現場事例に迫る。