ものならなhでも「追跡」可能,安価なシステムで物流改善 ～「なhでも追跡システム」と自動車部品会社·物流会社における導入事例～

摘要

製品の品質管理や工場内での製造工程の高効率化など，技術の見直しが注目される中，製品を工場からユーザーに運hでいる，物流の最適化が話題になっている。 たとえば物流中継地点での荷物の選別自動化や，GPSを用いたトラック運行管理システムなど，これまでは経験的に行われてきた物流業務分野にも先端技術が参入してきている。 ウベパレットレンタルリーシング㈱は東京大学と協同で，そうした物流分野での新たなシステム技術として，従来通話やデータ通信に利用されてきたPHS端末によって対象物の位置を取得し，各種の物流問題を解決する「なhでも追跡システム」（図表－1）をこのほど開発した。