放射線治療計画に貢献するPET/CTの展望

摘要

仙台厚生病院ではPET · CT装置を導入するにあたり、治療計画に応用することを考え治療計画装置との連結を行った。Philips社製GeminiGXL (4列CT)にフラット天板とレーザ一ビームをつけ、治療計画装置としてPinacleを導入した。放射線治療用CTとして誤差を測定し、位置照合に問題ないことを確認した。撮像は通常のPET撮像の場合と異なり、照射体位にあわせて撮像している。すでにPETによる部位診断が行われている症例であるため、FDG投与後60分で撮像している。（通常の診断の場合は投与後90分)。外部線源マーカーとしてNa線源を用い、同時に撮像している。