J1017拡張を用いた核医学検査の実務

摘要

JJ1017核医学領域コード検討WGで作成された拡張JJにおいては、国内10施設の核医学マスタから必要情報が抽出、分解を経て整理され、項目の複合化により既存マスタコードと形式を合わせられている。この拡張JJの実務領域における利用を考えた場合、マスタ策定作業が容易、他部門システムとの連携が円滑、検査名称の標準化の効用により他施設との情報共有化が可能、検査疑義照会の減少、ォーダ時に詳細なオプション指示が可能、および、検査後の統計情報処理について均質なデータ取得が可能、などといった利点がある。