肺がhに新たな治療選択肢「サイラムザ~R」登場 進行?再発非小細胞肺がh治療におけるサイラムザの位置づけ

摘要

肺がh化学療法は分子標的治療薬の登場以降，効果の面においても副作用マネジメン卜の面に おいても大きな転換期を迎えている。そのような状況のなか，今年6月に「切除不能な進行'再発の非小細胞肺癌」に対する治療薬 として，抗悪性腫瘍剤「サイラムザ@点滴静注液100mg，同点滴静注液500mgJ (一般名=ラムシルマブ〔遺伝子組換え〕）の適応の追加が承認された。8月4日に都内で開催されたプレスセミナーでは，非小細胞肺がh治療における二次治療の新 たな選択肢となったラムシルマブについて，「進行?再発非小細胞肺がh治療におけるサイラム ザの位置づけ」と題した講演が，神奈川県立がhセンター呼吸器内科医長の加藤晃史氏により行われた。