首下がり

摘要

X-1年10月に頸部の屈曲と違和感が出現。12月頃から歩行時に特に下がるため、近くの整形外科を受診したが、原因が特定できなかったため、経過観察していた。肩凝りも強くなり某総合病院神経内科を受診したが、やはり原因はわからず、X年1月に精査目的で当院神経内科を紹介された。当院でも原因が特定できず、「ジストニア様首下がり」と診断され、リハビリテーシヨン科も併診して、対症療法的に頸部筋肉の筋力アップをはかった。しかし、症状は季節により一進一退し、同年6月には気が付くと首が下がってくることが1日十数回に増えた。