五行理論について(4)臨床例(C)

摘要

【症例9】38歳女性162cm『漢方の臨床』(第g卷2号、2011、p340)の症例を五行五角形にて再検討したものである。【初診】X年2月S日【主訴】倦怠.脱力感(意欲喪失)、抑鬱、胃もたれ、月怪ー甬【既往歴】小学生時寝入りばなにひきつけを起こした(陰陽は順調に交合不可?肝陽上亢?肝風)【現病歴】21歳から勤務開始、お歳で結婚した。お歳時ストレスで転職した。現在も、抑鬱気分、無気力、こめかみと首のつけねの血管がつまっている感じがする(ストレス肝鬱気滞血瘀)。胃もたれ(木乗土)、 肩こり(気滞血瘀)、整体で快調(通絡)、肩こる時の生理前に吐き気を来す(気滞、胃失和降、胃気上逆)。右目充血目脂がでる、膚の乾燥感.唇が乾燥(肝鬱化熱 津液損傷)、温めると改善する便秘症(脾陽虚i運化減退)、足先の冷感(腎陽虚)、多夢(心神不寧)、手掌が熱い(手掌三陰経の陰虚熱)、花粉症、疲れると鼻水が出る(脾腎陽虚水湿失運....寒飲停肺)、入浴でガスがよくでる(気滞が改善).、タバコを^本日吸う(動脈硬化悪化.肺.脾気を損なう)。