住宅建材業界、会社組織の改革が相次ぐ - 組織の拡大からスリム化に転換住宅市場縮小を前に、よりシンプルな体制に

摘要

住宅資材の大手流通商社であり、マンション·戸建住宅の住宅事業を行っているナイス㈱。その持株会社である「すてきナイスグループ」は3月31日をもって、事業会社であるナイス㈱を吸収合併。新たに「ナイス㈱」に商号を変更した。これによって「すてきナイスグループ」という持ち株会社の名称は事実上消滅し、ナイスグループとなる。すてきナイスグループでは、多数のグループ会社を抱えて経営が多角化していたが、昨年の粉飾決算発覚の不祥事を受けて経営体制の抜本的な見直しを行った。