高性能プロジェクターでホームシアター市場開拓住宅の借景など8方向からの投影が可能に

摘要

富士フィルム㈱（東京都中央区、助野健児社長）は2月13日、新プロジェクターの「Zシリーズ」の新商品発表会を開催。同社の助野社長と光学·電子映像事業部の飯田年久部長が説明を行った。今回の製品はプロジェクター分野で圧倒的な差別化を図った高性能商品である。製造工程としては、国内工場において40数枚のレンズを職人が一枚一枚組み合わせて製作。2階建てほどの高さにレンズの組み合わせの図面を投影させて組hでいくことで、8方向に投影させることができるという。同社は「フジノン」ブランドのレンズに代表されるように光学機器分野におけるトップメーカーの一つ。家庭用カメラはもとより、工業系だと映画の投影機やテレビカメラのレンズなどで世界的なシェアを持つ。