安全技術を導入した配送センター内のフォークリフト型物流支援ロボットの開発

摘要

NEDOの生活支援ロボット実用化プロジェクトは，平成26年2月で終了した。複数のメーカが参画し，当社も初期の目標を達成した。無人搬送車は，ガイドラインにより長らく最大速度が60m／分に制限されてきたが，日本産業車両協会では現行JIS規格に対する追加防護策の実施，リスクアセスメントの実施とユーザへのリスク開示を条件に各社の判断に委ねることにした。プロジェクトの中で行った安全試験の結果とその知見は，業界内で共有し，安全性の向上と，今後の無人搬送車の規格改定にも反映する。