平泉駅におけるゼロエミッションを目指した太陽光発電システムの導入事例

摘要

「エコステ」第2弾としてオープンしたのが，盛岡支社の平泉駅である。平泉では，文化遺産が「平泉－仏国土（浄土）を表す建築·庭園及び考古学的遺跡群－」として2011年6月に世界遺産に登録された。弊社では，同年11月に世界遺産「平泉」を盛り上げるべく平泉駅の駅舎リニューアルを行った（写真－1）。さらに，自然に囲まれた環境にある平泉駅を，盛岡支社の「エコステ」整備駅とすることとした。平泉駅の特徴としては，太陽光発電と蓄電池を組み合わせることでCO_2排出量をゼロとするゼロエミッションを目指している点である。今回は，平泉駅に導入したシステムの概要及びこれまでの実績，課題等について紹介する。