サハリン－1プロジェクト

摘要

サハリンー1プロジェクトは、進行中のロシアへの新規外国直接投資案件としては最大規模のものである。 対象油ガス田は、チャイウォ、オドプト及びアルクトン·ダギの3つの油ガス田で、これら全体から、原油約23億バーレル（約307百万トン）及び天然ガス約17兆立方フィート（約4,850億立方メートル）の生産が見込まれている（図1）。 本プロジェクトは、以下の5社で構成される国際コンソーシアムによって推進されている。 ●Exxon Neftegas Limited: 米国エクソンモービル社の子会社、本プロジェクトのオペレーターであり30％の権益を保有●ONGC Videsh Limited: インド国営石油会社ONGCの子会社、20％の権益を保有●RN－Astra: ロシア国営石油会社Rosneftの子会社、8.5％の権益を保有●Sakhalinmormeftegas－Sheif: ロシア石油会社Rosneft－Sakhalinmorneftegasの子会社、11.5％の権益を保有●サハリン石油ガス開発㈱: 30％の権益を保有。株主は、石油公団、石油資源開発㈱、伊藤忠商事㈱、丸紅㈱、伊藤忠石油開発㈱、国際石油開発㈱、帝国石油㈱