ノルウェー（中）豊富な資源に恵まれるスタットオイル社

摘要

ノルウェーの石油·天然ガス開発の拠点は、ノルウェー·イギリス·オランダなどが領海を分かち合う北海から、ノルウェー大陸棚を主とするノルウェー海に拡がり、今後の開発拠点はロシア国境に近いバトンツ海になりそうだ。 ノルウェーは南から北まで豊かなェネルギー資源の眠る海に囲まれていることになる。ノルウェー周辺海域に眠る回収可能ガス量(Recoverable Gas)を、スタットオイル副社長のヘンリック·カールセン(Henrik Carlsen)氏は7兆320億m{sup}3と公表している。 BP統計によるノルウェーの確認埋蔵量(Reserve)は1兆2,500 億m{sup}3で、資源量(Resource)評価は埋蔵量より一桁は多いのが普通だから、カールソン氏の公表値はかなり手堅い評価と言える。