軽合金製9.7トン型たこ空釣り縄·刺網漁船“第二十五高砂丸”

摘要

当組合沿岸漁業者が所有する10トン未満船についても、船齢が20年前後を経過し、ほとhどの組合員が代船の更新期を迎えている実態を鑑み、組合として政策的に、より安価に代船取得を出来る方法を理事会等で論議し、模索を続けていたところでありました。 現実的には、同じく食料産業の一翼を担っている第一次産業の農業には直接補助制度が確立し、国の手厚い保護のもと農業経営がなされておりますが、残念ながら漁業については漁業近代化資金融資に対する利子補給制度しかないのが実態であります。 代船建造された、第二十五高砂丸については昭和53年にFRP建造され、一昨年までさhま流し網漁業とたこ空釣り縄漁業の漁労活動に使用してきたところですが、修繕費·燃油費等の漁労経費削減と安全操業確保を目的として、平成17年より建造計画の検討を続けてきたところでありました。