吉田樹脂が破産申請:新工場、原料高が重荷に

摘要

香川県のインフレフィルムメーカー·吉田樹脂化学(株)（吉田進社長、高松市朝日町三－二－一）が四月四日、高松地裁に自己破産を申請した。帝国データバンクによると負債額は約十億円。破産申請代理人は小林正則弁護士（高松市内町一－六、電話〇八七－八二三－〇八五四）。同社は一九五七（昭和三十二）年設立。ポリエノテレンフィルムやIPPフィルムの製造から製袋製品までの一貫生産を手掛け、讃岐うどhなど地元製麺業界を主力の得意先として〇六年六月期には売上高約十五億八千六百万円を計上した。