外装材「セルロース混入セメント板」の面内変形追従性試験

摘要

地震によって生じる水平力により層間変形が建築物に生じると外装材にも強制的な変形を及ぼすこととなる。建築物の主要構造は法令上、中地震時に一定以上の変形が生じないように設計されている。そのため、外装材についても主要構造と同様な変形に対し、安全に追従することが求められる。その安全性を確認する試験方法の一つとしてJISA1414－2：2010、建築用パネルの性能試験方法一第2部：力学特性に関する試験（5．9変形追従性試験）がある。