北九州市における環境モデル都市の仕組みについて--資源循環型社会構築へ

摘要

北九州市は，2008年7月に全国6都市の一つとして国の環境モデル都市に選定された。環境モデル都市は，国内外の低炭素社会づくりを先導する地域モデルであり，全国の82件の提案の中から，先導性·モデル性や実現可能性等の基準をもとに選定され，本市は，これまでの先駆的な実績や都市特性を生かした実践的提案が評価された。　本市では，環境モデル都市として低炭素社会づくりに向け，市民や企業など地域が持つさまざまなポテンシャルを生かし，グリーンフロンティア〔「環境（グリーン）」で，「未来を拓く（フロンティア）」の意〕の旗の下で，積極的な実践活動を進めている。