第134回腐食防食シンポジウム

摘要

同シンポジウムは，第48回材料と環境討論会の最終日である9月28日（金），午後1時より討論会D会場にて開催された。 開催の主旨は，以下の通りである。 金属材料および使用環境の多様化にともない，金属／半導体／酸化物薄膜や微細な金属部品などの微量な腐食が問題となるケースが出てきている。 特に制御電子機器などぞは, 極微小な腐食／劣化ですら重大なトラブルの引き金になる可能性がある。 またマクロな腐食現象においても, 不働態皮膜の不均一性や局所的な破壊が腐食挙動を律することが明らかになってきている。このため本シンポジウムでは，金属薄膜の腐食および金属腐食の局所現象に関する最近の研究と視点，その計測法などについて交流し理解を深めることを目的とする。 講演は以下の4人にお願いした。