サブマージアーク溶接による先祖みビルトH梁端接合部の塑性変形能力（1パス施工によるサブマージアーク溶接金属の機械的性質）

摘要

建築鉄骨では，サブマージアーク溶接（以下，SAWと表記）によりH形断面部材を製作した後に切断。スカラップ。開先加工を行う，いわゆる先組みビルトH梁［1］を使用する場合がある．この先組みビルトH梁に複合円型スカラップを設けると，スカラップ底近傍にはSAW金属と不溶着部が存在し，材質的。形状的な不連続が同時に形成されることになる．