CIS·中東欧ビジネストレンド

摘要

稚内とサハリン州コルサコフ間を結ぶ定期フェリー航路の2003年の第一便が5月7日、稚内港を出港した。 同航路は1995年、日口共同運航で戦後50年ぶりに再開され、1999年からは東日本海フェリーの「アインス宗谷」（2,628トン、定員223人）が就航している。 利用者は、2001年が4,205人（乗船率29.55％）、50往復に増えた2002年は4,838人（同24％）と徐々に増えている。 従来はコルサコフで6泊7日する船が中心だったが、今シーズンから3泊4日で戻る便を増やし、観光客の取り込みを図る。また、9月には、9月20日稚内発·コルサコフ着、9月21日コルサコフ発·稚内着のスケジュールで臨時便も運航する。