日立、低風適地域でも発電量の増加可能な5MW級風力発電システムを開発、受風面積を15％拡大し、年間平均風速7．5m／s未満の地域に対応

摘要

日立製作所は、5MWダウンウインド洋上風力発電システムにおいて、ローターの受風面積を15％拡大することで年間平均風速7．5m／s未満の低風速地域でも発電量の増加が可能となる「HTW5．2－136」を開発した。今後、日立キャピタルと日立の共同出資により設立した「日立ウインドパワー」（日立ウインドパワー）が運営する、茨城県神栖市沿岸の陸上に位置する鹿島港深芝風力発電所で、2016年10月に試験運転を予定し、2017年度の販売開始を目指す。