次世代型太陽電池の高集積化モジュール開発に成功

摘要

昨年3月から次世代型太陽電池である有機薄膜太陽電池の共同研究開発に取り組hできた三菱商事㈱、（独）産業技術総合研究所（以下「産総研」）、トッキ㈱（以下「トッキ」）の3社は、このほど次世代型太陽電池である有機薄膜太陽電池の高集積化モジュールの開発に成功した。有機薄膜太陽電池は、光で発電する有機半導体薄膜を用いているので、軽くて柔らかなモジュールを製作することができる。また有機材料独特の鮮やかな色彩を持たせることができ、シリコン系の太陽電池では難しい壁や窓向け建材、衣料·生活用品、レジャー·アウトドア用品、玩具などへの普及が見込まれている。