わが家の税金教室⑦～茶経営の法人化（下）～

摘要

さて、次の山本さhの悩みは、相続税を払うための借入金の返済をどのように処理するかです。 事業資金（例えば、茶園の増改柏資金など）の返済でしたら、法人の資金から直接返済することが出来ます。 法人に借入れ名義を変えて、法人から借入金の元本、利息の支払いをします。 法人の貸借対照表に負債（長期借入金）と計上、負債の減と経費（支払利息）で払います。 当然の姿です。 ところが、山本さhの借入金は、事業資金ではありませh。 生酒資金です。 生活資金の借入れを、法人の貸借対照表に載せるわけにはいきませh。 法人化後も生活資金からの返済を続けることになります。 法人経営とは全く関係のないことです。