省エンジニアリング設計のホームコントローラ

摘要

ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)を中心に常時接続インターネットが急速に普及している。 2004年には常時接続が2,000万契約を突破する見込みである。 これら常時接続インターネットとホームネットワークを利用した省エネルギーやセキュリティを中心とするホームシステムの開発が摘発化してきている。 2002年には100軒規模の実証実験等を実施している。 三菱電機は，これらのシステム構成に必要な要素技術として，ホームサーバ，ホーム操作器，ホームネットワーク，インターネット常時接続利用技術等の開発を行ってきた。 本稿では，最近のホームネットワークの動向，Webサーバ機能とブラウザ機能，及び操作画面の設置時調整を不要とする画面自動生成機能を実現したホームコントローラについて述べる。