東南アジアおよび沖緙県におけるャモリ由来Salmonella Weltevredenの分子遺伝子型別

摘要

東南ァジァ地域では，感染患者からSalmonella Weltevreden が最も高率に分離されることが報告されており，重要な血 清型となっている。また，日本においても，沖ffl県ではよ くみられる血清型の一つである。これらの地域では野生ャ モリが^.Weltevredenのレゼルボアとなつている可能性が 指摘されており，ャモリから分離された菌株の遺伝的関連 性を調べることは重要である。本研究では，ャモリ由来お よびヒトの胃腸炎患者由来の^WeltevredenにPFGEを応 用し，遺伝的関連性を評価した。あわせて，分子疫学的型 別法の一つでめるMultiple-locusvariable-number tandem repeat analysis (MLVA)法をWeltevredenに応用し，本血 清型を型別するのに有効となるプライマーセットを検証し た。