日本古来の伝統的食品“納豆“が近代化により世界の納豆へと飛躍－ミツカンの中埜酢店、惣菜煮豆の大手フジッコが納豆市場に進出、活発な活動を始める－

摘要

最近、日本古来の代表的な伝統食品である“納豆“が改めて関心を集めているが、食酢の大手、ミツカンの中埜酢店と惣菜煮豆の大手、フジッコがそれぞれ納豆市場に進出、活発な活動を始めた。中埜酢店は、納豆専業メーカーの朝日食品を系列下におさめて、研究開発をはじめマーケテイング、販売面の強化を図り、売上高を2倍に増大する。 一方、フジッコは納豆の生命である納豆菌が生み出す酵素の高生産変異株の開発に成功すると同時に、海中のミネラルとどタミンの固まりともいわれる海草、こhぶを含む「昆布（こhぶ）ミネラル納豆」を製品化し、積極的な販売に乗り出した。 両社のいずれも、納豆の製法とその生理的機能性について、科学的な追求と検証を進め、一層の近代化と世界の納豆へと飛躍を期すことにしている。