食品企業の社会的責任- 食への信頼性向上のための行動指針-ステークホルダーとの コミュニケシヨン課題

摘要

読みにくい変化(例えば気候変動)、ふってわいたような事象(例えばレアァ—スの輸出規制)、その時々の社会および顧客の対応に関しては〃企業を取り巻く環境の変化〃と総称して、どの企業も対応に苦慮している状態だ。しかもほとhどの人々および組織はこの事実を受け入れヽ理解しつつも、現在の生活.活動を大きく変える手段が見つけられないでいるといつたのが現状の姿である。ましてや、思考.行動を変えて、また組織を変革して目的.目標を見直すなどと考える人または企業に至っては皆無に近いであろう。しかし、現在の人的資源.組織資源.情報資源を生かし、価値の創造を図るという原理(または宿命)においては、上記の要因がビジネスの阻害要因として立ちはだかり、その一方では飛躍的なビジネスチヤンスとして登場してくるのである。