空間情報技術を活かした 地球温暖化防止への取り組み:REDD+における 衛星リモー卜センシング技術の活用-

摘要

国際航業は，空間情報技術のリ一ディングカンノ、°二一として，1947年の設立以来，わが国の社会資本整 備の一翼を担ってきた会社です。また，空間情報のス ぺシャリス卜として，囯内の森林再生に資する取り組 みだけでなく，世界各地域での政府開発援助（ODA) にも携わっています。近年では.REDD+ (途上国に おける森林減少、森林劣化に由来する温室効果ガス排 出の抑制，並びに森林保全，持続可能な森林経営，森 林炭素蓄積の増強）において，統計情報等が十分整備 されていない途上国の森林炭素蓄積量をモニタリング する必要があり，当社が長年培ってきた海外事業のノ ゥハウと，リモートセンシングによる画像解析技術を 活用することで，インベン卜リの整備や温室効果ガス 排出量の測定、報告、検証を行うMeasurement, Reporting and Verification (MRV)システムの構築に 取り組み，REDD+の推進に貢献しています。