ブレンドホッピングによるビールの'調香-ホップ香気成分の相互作用の解析（4) - ！

摘要

古典的なァロマホップ，ビタ一ホップという区分のホップ品種だけではなぐフムロン（苦味物質）を高 濃度で含みながら，極めて特徴的な強い香りをビールに付与できる「フレーバーホップ」と呼ばれる品種群 が開発され，特徴的な香りを付与するクラフトビールで盛hに用いられている。その人気から，「フレーバ 一ホップ」の育種人気は今も続いている。著者らの研究は，フレーバーホップ品種をブレンドすることにより生み出される特徴香を，香気成分とし て代表的なモノテルペンアルコール（ゲラ二オール，リナロール，シトロネロール）の含有量，チオール化 合物の含有量から考察したものである。