野菜づくりは土づくりから

摘要

朝日村は長野県のほぼ中央部に位置し、松本市、塩尻市などに接した純農村地帯である。耕地は鎖川沿いと鎖川によって形成された沖横水田地帯と、鎖川の氾濫によって形成された扇状地の畑作地帯に大別される。 総耕地面碑は483haで、耕地率は6．9％である。 1戸平均耕地面積は0．81haで、県平均（0．66ha）より広い。耕地は畑地が71％を占め、その大半は野菜が作付されている。 水田も水田農業確立対策事業により50％が野菜に転換され定着している。 また、農用地利用増進事業による農地の流動化率が12％で、県平均（6．2％）を大きく上回る。 耕地利用率も148．5％で県下2番目の利用率である。