広がる農業電化の対応分野普及拡大でコスト低減を

摘要

本協会は去る5月25日，東京、丸の内の日本工業倶楽部において第55回通常総会と平成10年度農電功労者表彰式を開催した。 総会では，平成10年度事業報告ならびに収支決算報告，平成11年度事業計画案ならびに収支予算案，定款の変更について議決承認を頂くとともに，任期満了に伴う役員改選を行った。 新年度事業計画では，先に2年間をかけて実施した農業施設の電化使用実態調査結果の有効活用を図るはか，最新の農業電化技術の検討の場である農業電化研究会の開催，農林水産施設の電気有効利用、安全使用キャンペーンの実施，農業用電気供給統計の作成，機関誌「農業電化」，新刊図書の発行などを引き続き推進する。 特に，農業用電力の使用実態調査結果については，農業分野での電力利用が大型化，多様化していることに対応して，農業分野の電力負荷平準化をはじめ電気有効利用コンサルティングの全国的な普及活動に対する活用を積極的に推進する。