レタス生産だけが植物工場ではない-植物工場ならではの特徴を活かした事業創造-

摘要

我が国の植物工場は国の支援策も奏功し、2009 年3月時点から施設数で3倍に増加し、生産量と 共に順調に拡大している。しかしながら、人工光 型植物工場セクタ一では一施設当たりの事業規模 は小さく 、計画段階から損益分岐点を下回るケー スが多い。毎年公表されている植物工場に関する 各種調査において、「6割が赤字」などの報告が 見られる力5'、 FS (事業性評価）レベルの小規模 なものから、商業生産レベルの大規模な事業者に 調査票を記入してもらい、データを取り纏めたも のなので、一概に6割が赤字というのは近視眼的 に感じる。