地中熱ヒー卜ポンプを利用した コチョウラン栽培

摘要

「地中熱」として知られている大地が持つ安定 した恒温性と蓄熱性は，昔から地下室利用や氷室 などの地下貯蔵，地下水による冷却利用等で使用 されてきた。この「地中熱」の新しい利用方法として，「地中熱ヒートポンプ（GeoHP)システム」 の空調が広まりつつある。その特徴は地下を熱源 として夏の冷房では外気温よりも低い地中に熱を 戻し，冬の暖房は外気より暖かい地中から熱を取 り出すシステムである。「地中熱ヒートポンプシ ステム」空調機器は，主に住宅や建物の空調を対 象に製造されている。