第5回農場エクステンション活動の報告--地元獣医師への手紙--

摘要

この「地元獣医師への手紙」は2001年9月10日に臨床型乳房炎が多発していた農場へ訪問した際の観察と提案をまとめたものである。 レシーバージャーで計測された設定バキュームは12.2インチHgでした。 エフェクティブリザーブ（レシーバージャーのエァーフローメーター）の計測結果（アイドリングエフェクティブリザーブ）は11.6インチ（ノーミナルバキューム0.5インチHg以下）であり，60CFMでした。 この搾乳システムは20台の搾乳ユニットの10頭ダブルヘリンボーンパーラーです。 全米乳房炎評議会（NMC）によるガイドラインではこのサイズのシステムはエフェクティプリザーブが最低65CFMあるべきだと示唆しています。 ユニット離脱シミュレートの結果はバキュームが1インチHg以上減少していました。 NMCガイドラインはこのレベルが0.6インチHgであるべきだと示唆しています。