秋の紅葉，黄葉色素

摘要

秋というのは禾，つまり禾本科（植物）が火のように紅葉していくことを示すのではないだろうかと，私なりに解釈しています。 3000～5000年の昔に，中国の人によって漢字が組立てられた。 その時代に帰ってそれなりの字の成立ちを考えたものです。さて自然界の植物は栄養週期理論が説くように，春の暖かさとともに葉，茎（枝）を確保し，一定の乗数を保とうとする。 かくして葉はその質に応じ，炭水化物（C）を太陽の光により，葉自身の中に持っている特別な葉緑色素の助けをうけ，5月～6月～7月とともにC合成は高まり，Cの合成はその頂点に達する。