限られた土地で高品質、高収量を目指す—イタリアンライグラスの省力鼸とロールベールサイレージ調製法一

摘要

乳牛にとつて採食性が高い良質粗飼料を自給する ことは、流通飼料費の低減という面だけでなく、濃 厚飼料の給与割合を減らすことにつながる。つまり、 ル一メンァシドーシスを防いで健康で長命の牛群を 維持する可能性も高まる。ィタリアンライグラスは府県での栽培に適してお り、採食性が良好で、栄養価も優れた草種である。 また、トウモロコシゃソルガムとの二毛作が可能な ため、限られた圃場を有効に利用することができる。このようなィタリアンライグラスの利点を生かすため、本稿では長野県の準高冷地（標高700-800m) で実施した「イタリアンライグラスの省力的な栽培 法と高品質なロールベール調製法」に関する研究成 果について紹介する。詳細は「長野県普及技術ィ タリアンライグラス」で検索し、下記のサイトから ダウンロード可能(http: //www. pref. nagano.lg. jp/ nogi/ sangyo/nogyo/gijutsu/fukyugijutsu/ 201502/documents/1502h09. pdf)。