九州地方の115号の発生事例

摘要

九州地方は、師走に入っても暖かい日が続いた（11月中旬並み）。 今年も暖冬を予感させる毎日である。115号も例年より発生が少し遅れたが、日月中、下旬から本格的な芽切り、発生が始まっている。 九州地方における115号は、昭和60年ころから導入され、当初より高品質の厚内品種として注目された。 現在も各地の乾シイタケ品評会において、天白冬菟、天白香詰などの厚内部門で、他品種を寄せ付けない品質を誇っている。 ほだ付きが良く、ほだ木一代の収量の多い豊産型品種である。