東海地方の夏出し栽培－六九五号と六九七号の発生状況と反省－

摘要

今シーズンの東海地方の気象は、五～六月中旬まで少雨、乾燥傾向であったが、六月中旬以降は現在　 （九月二十日）　 に至るまで高温多湿条件で推移した。 全般的に高温障害による発生不良や多湿条件下できのこの品質劣化など問題の多いシーズンであった。 そうした中、夏出しも終盤を迎え、来年の原木確保、品種選定の時期が来る。 夏出しの反省を踏まえ、自己の戟培を見直し、植菌品種を決めでいく必k夢がある。六九五号と六九七号の長所、短所を整理し、長所を生かした栽培を行いたい。