柑橘施設栽培

摘要

早期、後期加温園ともにサイドやツマ面をできるだけ上部まで開放してハウス内温度をできるだけ外気温に近づける。サーキュレーター（強制送風機）を装備しているハウスでは、それを有効に利用する（果実に風を当てる：蒸散の促進による浮き皮軽減効果）。収穫期間中（写真1）は、浮き皮や着色遅延の防止から、樹体、果実の状態を観察し、葉面散水か打ち水程度にし、潅水量を少なくする。