元気な小売店

摘要

今回は、“大田市場のご意見番”と言われている橋本商店の橋本さhをご紹介します。 橋本さhは、「生まれる前から八百屋です」と自負する橋本商店の3代目です。 中学2年生の暗から市場で競売に参加しており、今年で八百屋一筋55年になります。 それだけに、青果物の目利きに対する信頼は厚く「橋本さhがこれは良い！と、太鼓判を押した品物は、30人の買参人が買っていく」と言われている程です。 銘柄産地の商品でも、自分の目で見て納得ができないものは、絶対に買うことはなく、どの品目であっても、その日、大田市場に入荷している一番良いものを仕入れる。というスタンスを貫いています。 その積み重ねにより、お客様との信頼関係を築きあげ、近隣のスーパーと比べても高い売価設定にもかかわらず、「果物はここで」と、品質の差を分かってくれている固定客が多いそうです。 実際、温室みかhの売価が、都内の高級果専店よりも高く売られていましたが、橋本さhは、いくら高い値段であっても、その品物の価値に見合った売価を設定し、お客さhも納得して買ってくれていることこそ、八百屋の誇りであり、私の自慢でもあると語ってくれました。