温州ミカンでがh予防

摘要

農水省の果樹試験場は五月一三日、柑橘類から二種類の新しい発がh抑制物質を世界で初めて発見したとの研究成果（別掲）を発表した。 うち一種類は日本の温州ミカンに多く含まれる「ベータ、クリプトキサンテン」で、発がh抑制作用が特に強く、健康食品としてミカンの見直しにつながる成分という。 発見したのは、果樹試験場カンキッ部（静岡県清水市）の矢野昌充室長と京都府立医大の西野輔翼教授、京大農学部、近畿大生物理工学部の共同研究グループ。 かhきつ類が発がh予防によいとの疫学データを手掛かりに、どの成分が効いているかを調べた。