虫害防除

摘要

コアオハナムグリやケシキスイ類の園内への飛来は、開花程度が三〇～四〇％頃の午前由に多い。 一般に温州ミカンに比べ、伊予柑やハッサクなど中晩生種に飛来が多く、被害が大きい。 　 防除は、飛来数の多くなる前の開花程度が二〇～三〇％の時期に行う。 通常の発生では、この一回の散布で十分であるガ、毎年被害の多い園や多発生時には満開期前に二回目の防除を行う。 薬剤は、オルトランナック水和剤の二　 〇〇〇倍、モスビラン水溶剤の四、〇〇〇倍、アドマイヤーフロアブルの四、〇〇〇倍などが有効である。