果樹の病害虫

摘要

黒点病は葉、緑枝、果実に発生し、果実に発生した場合は著しく商品価値を下げま弟枯枝は有力な伝染源のため、幼木より成木、すなわち古い木ほど被害が多くなりま￣丸薬に黒点が少し出るくらいでは落葉することはありませhが、発病が著しい場合は葉は奇形となり、早期落葉の原因となります。 枝でも初め黒点を生じ、激しい場合は病斑部は赤変してこの部分から先は枯死しま一丸この枯死枝は保菌枝となって柄子穀を形成し、数年間に渡って伝染源となりま弟黒点病の発生が多い場合、結果枝や栄柄の感染が増え、軸腐病の発生の原因になり、貯蔵中の腐敗が多くなります。通常は組織の表面に黒い小さな点が出てきますが（黒点状）、病原菌の密度が高い時には、黒点は胞子を含hだ水滴の流れたあとに沿って出て、いわゆる涙斑状の病斑となります（表1参照）。