病害虫

摘要

ケムシ類（クワゴマダラヒトリ，マイマイガなど）：近年，春先にケムシ類の幼虫が大量に発生して果樹園内に侵入し，モモ，ブドウ，ナシなどの新芽や花菅，果実が食害される被害が多発しています。 とくに発生が多いのは，クワゴマダラヒトリとマイマイガの2種類です。 園内を見回り，発生がみられるようであれば，捕殺または薬剤防除を行Vミます。 薬剤は，果樹類のダムシ類で登録のあるBT剤のデルフィン顆粒水和剤1，000倍またはファイブスター顆粒水和剤1，000倍液を使用します。 発生が多い場合には，1回の散布では不十分なので，連続散布が必要です。 なお，心雨期を含めたBT剤の総使用回数は，年4回以内です。 また，幼虫は大きくなると薬剤の効果が急激に低下するので，早めの防除を心がけましょう。