平成17年度モモの生育観測調査結果より

摘要

「モモ生産安定供給システム化事業」は，平成9年から実施しており，県下の主要モモ産地を中心に，21カ所の地点で調査樹を選び，生育ステージ，果実肥大，果実品質等の調査をJA，普及センターの協力のもとで行っています。 ここでは，今年の生育調査結果を過去のデータ（平成9～16年）と比較しながら紹介します。 県南部で4月10日，県中北部で4月16日が満開となり，昨年より5日，平年より3日遅い開花となりました（表1）。 また，開花期間が短いのも今年の特徴でした。開花期閏は好天で経過し，結実は良好でした。